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しば
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プログラミングの勉強を始める気になったけど、どう始めたらよいのかわからいんですよね。
プログラミング言語は色々あって分かりにくいし。
確かに初心者の皆さんはプログラミング言語って色々あってわからないですよね。
それでは今日は、お勧めのプログラミング言語と学習方法をお伝えします。
プログラミング言語の選定から勉強方法を紹介
とにかくまずは勉強するプログラミング言語を選定しよう
一般的に、自分が何を作りたいか?何に興味があるか?からプログラミング言語を選ぶという方法がありますが、お勧めしません。長い目で見て稼げるプロを目指すのであればJavaかPythonを選ぶのが無難です。
以下に、主なプログラミング言語とその用途をまとめています。
コンパイラ言語、インタプリタ言語 という言語のタイプでまず分類していますが、初心者の方はまだ理解できなくて良いです。
各言語の説明
上から行きます。
- C、C++言語は難易度が高いです。習得すると開発の選択肢は広がりますが、稼げる言語は他にもあります。
- Javaは、金融系などお金の流れの良いお堅い業界でよく使われる言語です。文法もわかりやすいです。コンパイラ言語でありながら、開発の生産性も高いのが特徴です。Java言語の中でScalaも使えます。
- SwiftはiOSネイティブアプリを開発するのに必要な言語です。SaaS系の事業会社への転職やiOSアプリ開発の案件が狙えます。ただし、2024年現在でも開発にはMacのパソコンが必要です。
- Objective-Cは、以前iOS開発のメイン言語でした。C言語同様ポインタを扱うため、難易度が高い言語でしたが、Swiftの登場で開発の機会が少なくなりました。Swift同様、2024年現在でも開発にはMacのパソコンが必要です。
- KotlinはAndroidネイティブアプリを開発する言語です。SaaS系の事業会社への転職やAndroidアプリ開発の案件が狙えます。
- C#は、.NETというWindowsと親和性の高い(高かった)フレームワークという環境で動作するアプリを作る言語です。現在は.NETの移植性も高まり、ゲームのUIでも使われます。Javaが書けたら違和感なく書ける言語なので、最初から頑張る必要はないと思います。
- Python。まず学ぶのであれば個人的にPythonをお勧めします。
- Python、Ruby、PHPは、Webシステムが作れる言語です。それぞれフレームワークも充実していて素人目だと判断つきません。この3つだったら、この先々の事を考えると、これからはPython一択ではないでしょうか。Python使ってない企業はない。と言っても過言ではありません。
- ProgateはRubyのコンテンツが充実していますので、Webシステム開発の勉強がしやすいです。
- JavaScriptはProgateでも学習コンテンツが充実しています。
- Web画面の開発をやりたいのであればJavaScriptがお勧めです。
- Web画面の開発がメインになりますので、そこから開発範囲を広げる場合は、他の言語も勉強することになります。
- JavaScript単体だとわかりやすい言語なんですが、HTML、CSSと一緒に勉強するのは結構難解だったりします。
あえて書いてないですが、スマホアプリ開発で、DartとかXamarinとかありますけど、お勧めしません。AndroidもiOSの画面も一緒に書けちゃう「クロスプラットフォームフレームワーク」という代物です。一見優れものに見えますが、iOS, Android別々にネイティブアプリとして開発する方がユーザーは使いやすいです。
(ゲームの開発でUnityなどを使う場合は除きます)
Pythonを選択した場合の学習プロセス
ProgateでPythonのコンテンツがありますのでまずは覗いてみましょう。もちろん有料のセッションも興味があれば進めるのも良いと思いますが、結構基礎的な内容です。ProgateでWebシステムを勉強したい場合は、Ruby on Railsが学習できるRubyの方がお勧めです。
Python以外にも言えますが、プログラミング言語を決めたら、その言語に関する本を1冊購入しましょう。ただし、この時点で理解する必要はありません。流し読みでOKです。大事なのは、どんなことができるのかをざっと知ることです。身構える必要はありません。こんな世界があるんだ。を感じるだけでOK。
書籍選びのポイント
- 初心者向けのタイトルを選ぶ
- 評判が良いものやレビューが多いものがおすすめ
- 図解が多くてわかりやすいものがベスト
といっても、何を選べばわからないと思うので、おすすめ書籍を紹介します。
『Python1年生(第2版)体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ』
次に、プログラムを書くためのソフト、いわゆるエディターをPCにインストールしましょう。おすすめは「VS Code」という無料で使えるものです。これがあれば、プログラミングの練習が楽になります。
VS Codeの良いところ
- 無料で使える
- 初心者でも使いやすいデザイン
- インターネットで使い方を検索しやすい
VS Codeをインストールすることで、準備が整います。これで、プログラムを書いて実際に動かすことができるようになります。
次に、書籍にあるプログラムのコードを実際に書いて動かしてみましょう。最初はうまくいかないことも多いですが、それでも自分で手を動かしてみることが大事です。
ポイント
- 本に書いてあるコードをそのまま打ち込んでみる
- 少しずつエラーを修正していく経験が力になる
- 一度動いたコードを自分で少し変更して遊んでみるのも楽しい
実際にプログラムを書いて動かしてみると、「おお、動いた!」という感動があります。その体験を何度も重ねていくことで、プログラミングがどんどん面白くなっていきます
この段階で、Github Copilotなど、コードアシストAIは使わないようにしましょう。ある程度プログラミングに慣れた人が使うと効果がありますが、初心者が使うのは危険です。何も仕組みを理解せずにプログラミングができてもその先のパスがないからです。このレイヤーはいずれAIが自動でやる時代が来ます。
書籍にあるコードを書いていると、わからないところが出てくるはずです。そんなときは、ChatGPTやPerplexityなどの生成AIに質問してみましょう。これらのAIは、難しいことを簡単に説明してくれることが多いので、とても便利です。
AIの使い方
- 具体的な質問をする(「このエラーが直りません」など)
- わからない単語や概念も気軽に質問する
- 何度も聞き直して、自分が納得できるまで理解する
AIに聞くことで、プログラミングに対する不安や疑問が少しずつ解消されていきます。これを繰り返すことで、わからないことを調べる力もついてきますよ。
この段階では、Github CopilotなどのコードアシストAIは使わないようにしましょう。
それでも解決できない場合は、Udemyのコミュニティや近くの経験者やメンターに聞きましょう。やっぱり、人に直接聞くことで得られる理解の深さは違います。特に、どこがわからないのか具体的に説明してアドバイスをもらうことで、大きな成長につながります。この手順は守ってください。ChatGPTやPerplexityに聞いて、自分で考えて、それでも解決しなかった最終手段として、人を使いましょう。
経験者やメンターに聞くコツ
- 自分がどこでつまづいているのかを明確にする
- どんなエラーが出たのか、どう調べたのかを説明する
- ただ聞くだけでなく、自分で考えた解決策も伝える
直接聞くことで、AIではカバーしきれない部分のサポートを受けることができます。また、メンターからのアドバイスをもらうことで、次に同じような問題にぶつかったときに、どう解決すれば良いかが分かってきます。
よく聞かれるのは、「動かないんです。」「エラーになりました。」というケース。どのようなエなのか、エラーが発生したプログラミングコード、エラーメッセージやエラーログ(エラーまでの細かい情報)は最低限必要な情報です。
Udemyなどは良いコンテンツも多いです。たまに90%ぐらいディスカウントしていて、2000円ぐらいで購入できる時があります。Udemyで先生に質問することができます。
今回はケース別に、プログラミングの勉強を始めるならこうする をご紹介しました。まずやってみましょう。コストをかけすぎるのは良くないですが、適度な自分への投資は継続を助けます。簡単にプログラミングを体感してもらうために下記の記事も参考になれば幸いです。