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しば
# GAFAM現役社員(技術職)| ITキャリア20年+
# 2流文系卒 | 底辺からのGAFAM転職成功者
# 年収1800万円+
# 転職のコツ教えます
プログラミングを始めてHello WorldやBMIを計算するようなアプリを作ってみました。
プログラマーとして稼いで行くために、これからどうすればよいですか?
実際手を動かしてプログラミングを体感したんですね。素晴らしいです。プログラマーとして稼いで行くためにはまず自分を知ってもらうことから始めましょう。
自分にはどんなスキルがあるのか?
それをポートフォリオとして公開しましょう。
自分はまだ何もスキルがないんですが、、
はい、そうですよね。
これからポートフォリオを作るということを目標としてプログラミングの勉強をしていきましょう。
なるほど。
ではどんなポートフォリオを作ればよいですか?
就職や転職に成功した2、3年目のプログラマーが作ったポートフォリオを参考にして自分のポートフォリオのイメージを固めていくのは良いのではと思います。
なるほど。先輩の成功事例を参考にするのは確かに良いかも。
では、就職や転職に成功した2、3年目のプログラマーが作ったポートフォリオを例に、どのようなポートフォリオを作っていけばよいかイメージの解像度を高めていきたいところです。今日はポートフォリオをどのように活用していくのか、ポートフォリオを活用するメリットを紹介し、具体的にポートフォリオがどのようなものかをお伝えいたします。
プログラマーがポートフォリオを作ることには多くのメリットがあり、さまざまな状況で活用できます。以下、メリットと具体的な活用事例について説明します。
プログラマーがポートフォリオを作るメリットとその活用事例
ポートフォリオを作るメリット
- スキルの可視化:
- ポートフォリオは、自分のプログラミングスキルを具体的に示すツールです。特に、経験が浅い場合や転職を考えている場合、自分の能力を証明する材料として役立ちます。プロジェクトの実績を見せることで、口頭での説明だけでは伝わりにくいスキルの深さを直接的にアピールできます。
- 差別化:
- 競争の激しいプログラミング業界で、自分の特徴や強みを明確にすることが重要です。ポートフォリオは他の候補者と差別化するための強力なツールであり、自分のクリエイティビティやこだわりをアピールすることができます。
- 採用担当者から見て、ポートフォリオのある候補者は信頼感があります。
- 競争の激しいプログラミング業界で、自分の特徴や強みを明確にすることが重要です。ポートフォリオは他の候補者と差別化するための強力なツールであり、自分のクリエイティビティやこだわりをアピールすることができます。
- 成長の記録:
- 自分の成長過程を記録することで、どのようにスキルを向上させてきたかを振り返ることができます。面接時に、このポートフォリオ作成でどのような課題に直面し、どう解決したかを説明することで、成長意欲や問題解決能力を伝えることができます。
- ネットワーキングのサポート:
- オンラインで公開することで、他の開発者や採用担当者に見てもらう機会が増えます。GitHubや個人サイトにプロジェクトを掲載しておけば、思わぬ繋がりやチャンスが生まれることもあります。
- GitHubというポータルサイトでは、世界中のエンジニアがソースコードを公開しています。もちろん非公開(自分だけにしか見えない状態)で自分のポートフォリオを管理することもできます。GitHubはソースコードを管理するツールとしてスタンダードなので、プログラマーはGitHubの使い方をマストで習得する必要があります。
- オンラインで公開することで、他の開発者や採用担当者に見てもらう機会が増えます。GitHubや個人サイトにプロジェクトを掲載しておけば、思わぬ繋がりやチャンスが生まれることもあります。
ポートフォリオの活用事例
- 就職・転職活動:
- 履歴書やLinkedInプロフィールにポートフォリオのGitHubリンクを掲載することで、採用担当者が直接あなたのコードを見たり、ポートフォリオの内容を確認できるようにします。特に、Webサイトやモバイルアプリなど、目に見える成果物がある場合は有効です。
- フリーランスの案件獲得:
- クライアントは実績を重視するため、ポートフォリオはフリーランスの案件を獲得するための重要な材料です。過去のプロジェクトを紹介することで、どのような問題に対応できるか、どのようなスタイルで開発を行うかをクライアントに理解してもらえます。
- 採用担当者は、文字だけの職務経歴書を長々見たり、面接で長々聞かされるのを嫌がります。ポートフォリオを公開した方が明確に自分の専門性をアピールできますし、GitHubが使えるということもアピールできます。
- クライアントは実績を重視するため、ポートフォリオはフリーランスの案件を獲得するための重要な材料です。過去のプロジェクトを紹介することで、どのような問題に対応できるか、どのようなスタイルで開発を行うかをクライアントに理解してもらえます。
- ハッカソンやコミュニティイベントでのアピール:
- ハッカソンや技術コミュニティでの活動時に、ポートフォリオは自己紹介の一部として使えます。例えば、新しいチームメンバーを探す際に、他の参加者に自分のスキルをわかりやすく伝える手段となります。
- ハッカソンとは、エンジニアやデザイナー、プログラマーなどのIT技術者がチームを組んで、特定のテーマに沿ってソフトウェアやサービスを開発するイベントです。
- ハッカソンや技術コミュニティでの活動時に、ポートフォリオは自己紹介の一部として使えます。例えば、新しいチームメンバーを探す際に、他の参加者に自分のスキルをわかりやすく伝える手段となります。
- 技術ブログやチュートリアル作成の際の参考材料:
- ポートフォリオにあるプロジェクトは、技術ブログやチュートリアルの内容に利用できます。自分が取り組んだプロジェクトの課題や学びを記事にすることで、他の開発者にとって有益な情報を共有し、さらに自分のスキルを広く知ってもらう機会を作ることができます。
- スキルアップのための振り返り:
- ポートフォリオに自分のプロジェクトをまとめておくことで、後から見返して改善点を見つけたり、新たな技術を用いてアップデートする機会を得ることができます。これにより、自分のスキルセットを継続的に成長させることが可能です。
2、3年目のプログラマーが作ったポートフォリオの良い例
それでは2、3年目のプログラマーさんが作った実際のポートフォリオを例に、どのようなポートフォリオを作るのが良いかイメージの解像度を高めていきましょう。
とって言っても紹介するこちらの事例はかなり作りこまれていますし、様々な技術を使っていますので特別素晴らしい事例といってもよいでしょう。
gnashさんの記事
https://qiita.com/gnash/items/30ded884b21dfef40ed7
以下、gnashさんのgithubのShiftHubページのキャプチャー画像です。
素晴らしい点
- フルスタックで作られている点
- Webフロントエンド、バックエンド、データベースのテーブル設計まで
- 幅広い技術を使っている点
- データベースソフト
- Dockerというコンテナ技術
- AWSというクラウド技術
- ソフトウエアのリリース自動化(CI/CD)
- セキュリティに対しても配慮がされている点
- AWSのセキュリティ系のサービスを使っている
- ユーザーのブラウザとサーバー間の通信暗号化
- Webアプリへの認証(React使ってるならAmazon CognitoのAuthを使ってもよいかも?好みの問題)
- (アーキテクチャー図のコンテナがあるSubnetはPublicでなくPrivateの誤記?)
- 耐障害性を考慮した構成にしている
- AWSを使ってトラフィックを分散しつつ障害に備えている
- デザインセンスが良い。
- スマートな印象を受ける。羨ましい。
- スマートな印象を受ける。羨ましい。
レベルが高すぎませんか?こんなすごいポートフォリオを作らなくてはだめですか?
gnashさんのような素晴らしいポートフォリオが作るには、毎日コツコツ2,3年努力しないと難しいかもしれませんね。
プログラミングをこれから始める、または始めたばかりの方は、ここから1年ぐらい勉強して作れるようなポートフォリオを一緒に考えていきましょう。
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